中国人に爆買いされる炊飯器の中国語表記を百度で比較分析

中国語で炊飯器のことを何というかインバウンドマーケティングの関係者なら知っていると思います。普通の日本人はそんなこと知らなくて当たり前。でも漢字を見ているとおもしろいんです。そしてその呼び名の意味の違いを知るとさらにおもしろくなります。

 

电饭煲
(Dian fan bao/ディエンファンバオ)

 

电饭锅
(Dian fan guo/ディエンファングオ)

 

炊飯器の中国語はこの二つ。書いてあるのは电饭煲と書いてあるのが多く、話すときは电饭锅と言っているのが多い気がしていました。いろいろ調べてみました。

海外向け220V炊飯器の中国語の漢字の意味に迫る

炊飯器の中国語

は電気のです。

 

は炊飯器のです。

 

の漢字は日本にありませんが下がで上が。熱いのが保温できそうなイメージですね。漢字文化圏だからこそ分かり合えることです。ちなみに中国語には煮るという意味もあります。

 

はよく見るとに見えてきませんか。鍋は釜という意味も含んでいます。

 

人気の炊飯器メーカーのタイガーと象印の中国大陸向けの簡体字のホームページも調べてみました。

 

タイガーの中国語は虎牌で、
象印の中国語はそのまま同じ象印です。

 

調べた結果、両メーカーとも炊飯器の中国語表記は电饭煲(Dian fan bao)です。

 

ではなぜ中国人観光客は电饭锅(Dian fan guo/ディエンファングオ)というのか。謎が深まってきました。中国人の友達に聞いてもちゃんとした回答はなかなか聞くことはできませんでした。


検索エンジン百度で見た电饭煲と电饭锅の中国語の違いとは

百度

今はインターネットの時代です。ネットで調べてみました。Yahoo!JAPANにもGoogle JAPANにも何得の記事がなかったので百度で調べました。

 

百度は中国の最大手検索サイトです。中国人は日常この百度を使って検索しています。

 

百度(Baidu/バイドゥ)は検索エンジン的な側面とウィキペディア的な側面があります。今回はウィキペディア的な側面の百度です。

 

記事はすべて中国語でしたがだいたいのことはわかりました。

 

电饭锅の意味の範囲の方が大きく昔から使われていたそうです。なので今でも多くの中国人が电饭锅と言っているのは決して間違いではなかったのです。

 

炊飯器の発達によって多機能炊飯器が登場してきました。中国メーカーの炊飯器ももちろんあります。マイコン制御や圧力の機能、ご飯を炊くだけでなくお菓子や料理も作れる炊飯器も登場しました。ここで电饭煲の意味が色濃く出てきたのです。

 

今までの电饭锅との違いを出したかったので电饭煲と表記したのでしょう。現在も炊飯器の意味を大きくとっている中国人は电饭锅と言い、違いを表記したいメーカーは电饭煲と言っているのです。