中国人に人気の神田神保町の古書店巡り

神保町1

東京の神田神保町は古本の街。

 

世界でもトップレベルです。ここに中国人観光客が訪れています。何が目的で訪れているのか最初は不思議でしたが理由を聞くと納得でした。

 

ここには中国人が欲しいものがあるんです。あるというか眠っている。宝探しゲームのように中国人が欲しい本を見つけています。

 

神田神保町インバウンドの状況について今回はまとめてみました。


中国人に神田神保町の古書が人気がある理由

中国の古書がある

神田神保町には中国の古書があります。この理由は江戸時代にさかのぼります。幕府は長崎で中華圏で出版された書籍を大量に買い付けました。その書籍が流れ着いたところが神保町の古書店街です。中には武士が売った本もあるかもしれません。

 

価値のある古書がある

江戸時代に幕府が買い付けた本もある神田神保町にはもう中国の古書店には無い時代の書籍が眠っています。日本人から見たら古ぼけた本でも中国人から見たら価値ある本です。宋の時代本が話題になったこともあります。

 

中国人バイヤーも訪日

中国人観光客だけでなく中国の書店の人やバイヤーも買い付けに来ています。もはや宝探しゲームです。中国人バイヤーはこんなことを言っているそうです。「貴重な本が大量にある。盗まれないかこっちが冷や冷やするよ」とか「この全集はこれまで中国でいろいろ探したけど無かったよ」とか。

 

神保町2

 

魯迅と孫文と周恩来

神田神保町には魯迅、孫文、周恩来など多くの中国の著名人がかつて住んでいました。その関係で書簡も残っているそうです。宝探しゲームはさらに加速しています。神田神保町は外国人というよりもその中でも特化した中国人に人気のエリアです。

 

買値

高価な古本と言えば値があってないようなもの。日本人は値引きを要求するそうです。経済成長していてさらに高い転売先を具体的に持っている中国人バイヤーは違います。定価で購入していくことが多いそうです。古書店の店主も「本当は日本国内に残しておきたい書籍だけど定価で買っていくのは中国人だけなので気持ちは複雑だよ」といいます。

世界版せどりも可能な日本の神田神保町

神保町3

中国人は今神田神保町に注目しています。転売は個人でもできます。目利きができれば大きな利益となります。日本国内のせどりの越境版です。ブックオフで書籍を購入してAmazonで販売するのは今や誰もが知るせどりのスタイル。

 

ここまでインターネットが発達したら世界版のせどりも可能です。

 

大事なのは目利きです。目利きの知識も大事ですがさらにいうと目利き知識をインターネットで調べる方法を知っているかどうかで勝負は決まります。

 

今度神保町に行ったらこんな目線で古書をチェックしてみてください。楽しいですよ。